《洒落怖》爺ちゃんの告白

死ぬ程洒落にならない怖い話
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死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?244

507 :本当にあった怖い名無し:2010/07/09(金) 12:00:01 ID:+vCiw9WhO
じいちゃんは小咄が好きで、実体験かどうかわからんが不思議な話をよくしてくれた。
その中で怖かったヤツを。

「わしは人を殺した。戦争中の話じゃなくて、最近の話だ」
雨の日だった。
俺はじいちゃんボケたのか?とか思ったものの、まぁせっかくだし詳しく話を聞いてみた。
「誰を?」
「わからんが小さい女の子」
「いつ?」
「先週の金曜日」
「どーやって殺した?」
「沼に放り込んだ」
「なんでそんな事を?」
「自衛のため」

509 :本当にあった怖い名無し:2010/07/09(金) 12:01:53 ID:+vCiw9WhO
なんとなく嫌な予感がした。
自衛ってアンタ・・・
続き聞こうか迷ってたら、じいちゃん勝手に話し出した。
「とにかく体を引っ張ってくる。頭やら腕やら足やら」
手首あたり見してくれた。子供の手みたいな痣がうっすらついてた。
「沼の前は車道に突き飛ばした」
「それは同じ子?」
「そうだ」
勘弁してくれと思いだした時、玄関の戸がガタガタガタッと鳴った。
「家に入ってきたか」
いやいやいやいや
鍵してるし開いた音しなかったし気配もなかったし、何言ってんのこの人。
足音はしないが、確かに何かの気配がある。

510 :本当にあった怖い名無し:2010/07/09(金) 12:03:34 ID:+vCiw9WhO
じいちゃんは荒縄みたいな太い紐を箪笥から出してきて、雨ザーザーの庭に出て行った。
壁のほうで屈んだと思ったら、荒縄で何かを締めた。
したことないし見たことも無いけど、小さい子供の首を紐で締めるとあんな感じかなぁ。

しばらくして、じいちゃんが立ち上がった。
小さい子供なんてもちろんいなかった。

「体拭くもん持ってきてくれ」
部屋に上がったじいちゃんが、濡れた服を脱ぎながら言った。腕に痣が。

俺は脱衣室でバスタオルをゲットして、じいちゃんに渡した。
が、まっすぐじいちゃんを見れない。腕の痣が増えてないすか。
足元に視線を落としてたら、じいちゃんの足首に泥がついてた。
俺には泥が手の形に見えた。
「今日は二人殺した」


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